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コンサートのお手伝い

Essay
11 /18 2021
11月13日(土)、14日(日)の2日間、コンサートのお手伝いをしてきました。
13日は講師をしている音楽教室のLa Locoma Salonの「ショークワイア」クラスの発表会ライブ。大阪のフェニックスホール近くの「MOERADO」というライブハウスでいろいろサポート業務をしていました。
そして、14日は師の北山隆先生が率いるスーパーリコーダーカルテットの2年ぶりのコンサート@神戸聖愛教会でマネジメント業務を。

20211118

2日連続でのお手伝い業務はなかなか大変ではありましたが、全く違うタイプのイベントを連続でやるのは面白かったです。
少し落ち着いてきたとはいえ、コロナ禍の中での開催ということで、それぞれ体温測定やマスク着用など、お客様にご協力いただく事がいろいろありましたが、どちらも特に混乱もなく、皆さま本当に快くご協力くださり、おかげさまで滞りなく公演を終えることができました。ご来場いただきました皆さまに、心より御礼申し上げます。

スーパーリコーダーカルテットのコンサートでは、久しぶりにお目にかかるリコーダー仲間さんたちもたくさん来られていて、皆さんお元気そうで嬉しかったです。終演後の皆さんの幸せそうなお顔を見て、やっぱり生で音楽を聴くって特別なんだな~と改めて感じました。皆で一堂に会して、演奏者とお客さまが同じ空間で音楽を共有するのは、演者側にとっても聴く側にとっても本当に大切で尊いことなのですよね…。

お手伝い業務とはいえ、いろいろ事前準備もあったので自分のリサイタルの準備が少し止まってしまいましたが、コロナ禍でのコンサートは私も初めてのことなので、リサイタル前に経験できてよかったです。

長井 舞 2nd リサイタル ~無伴奏リコーダー・ソロの世界~」、まだまだお席あります!感染症対策もきちんと取って開催いたしますので、どうぞ安心してお越しくださいませ。
ご予約はこちらから。


「長井 舞 2nd リコーダーリサイタル ~無伴奏リコーダー・ソロの世界~」

◆日時:2021年12月11日(土) 14:00開場/14:20開演 (休憩なしの約1時間)
◆会場:YOSHUホール
 大阪市中央区南船場1−4−11 モリビル2F
 (大阪メトロ 長堀鶴見緑地線「松屋町」駅下車 徒歩3分)
◆出演:長井 舞 (リコーダー)
◆入場料:一般 2,500円/学生 1,500円 (高校生まで)
全席自由 (30席) 要予約
※ 座席数は、従来の定員の半数以下で設定しております。
◆ご予約・お問合せ:あふぇくと
 e-mail: affekt.info@gmail.com
 Web予約ページ:https://mainagai.com/yoyaku-recital2nd/
◆ プログラム
 作者不詳:トリスタンの哀歌
 G. バッサーノ:リチェルカータ第3番
 J. エイク:「笛の楽園」より 許しておくれ
 G.P. テレマン:ファンタジア第9番
 M. ツァーンハウゼン:Musica Inquieta
 P. ローズ:I’d rather be in Philadelphia
ほか

リサイタル準備、始まってます♪

Essay
10 /22 2021
今年中になんとかリサイタルをやろう!と9月の中頃に一念発起して、会場を決めて、いろいろ事務手続きやらチラシ作りやらWebサイトの準備をして…とバタバタしていたら、あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました…💦

私のWebサイト「mai+Recorder」に、リサイタル詳細ページご予約ページも出来上がっていますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです(*^^*)

とりあえず、ここまで準備するのに結構手間取ってしまいまして、チラシもまだ仮の状態で印刷に出せてないのですが、11月初旬には印刷も出来上がってくると思います。

なんでこんなに時間がかかってしまったかというと…。コロナ禍での開催を前提として準備をしているからなんです。
このリサイタルは完全自主公演。私が責任を持ってお客様の安全をお預かりするわけですから、「今まで通り」のやり方ではいけないのではと、いろいろ調べていたのです…。
感染症対策については、リサイタル詳細ページにいろいろとお願いを書いてございますので、誠に恐れ入りますが、お客様にはご協力をお願い申し上げます。
今はかなりコロナも落ち着いていますし、12月もこんな感じであれば、少し緩和されるかも知れません。そうなることを切に願っています。

さてと。これからは練習に本腰を入れるフェーズです❣
今回はオール「無伴奏ソロ」 プログラムなので、全て自分で決めるしかない…。
いろいろ悩むところもあるけれど、もう一度新たな目で楽譜と向き合って、音楽を作り上げていきますよ♪

そういえばなんで突然「無伴奏ソロ」でリサイタルなの?ということについては、また次回にでも…。

そうだ、椅子を買おう!

Essay
04 /28 2021
コロナが始まってもう1年が過ぎてしまいましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

大阪は4月25日(日)より3度めの緊急事態宣言に突入していますが、医療状況は「逼迫」を通り越して、もはや崩壊と呼ぶべき状態に陥ってしまっているように思います。
リコーダー関連のイベントも当然ながら全て中止、対面レッスンも停止中です。
会社は今のところ通常どおりなので出勤日は電車に乗って通っていますが、正直あまり行きたくないですね…。

こんな状況なので、おウチで過ごす時間が更に増えてきました。
来るGWも当然ステイホームです。
私の住んでいるエリアは、百貨店、ショッピングモール、地下街など、生活圏にある買い物場所が全て休業中なので(商店街とか個人商店はないのです…)、食品以外の物はネットで買うしかなく、パソコンを使う頻度も増えています…。

さて。ずっと家にいるとお世話になるのが「椅子」。
これまで、いつからあるか分からない適当な丸イスに座ってきたのですが、お尻痛いし、高さも合っていなくて疲れるので、さすがにそろそろもう少しまともなデスクチェアを買うことにしました。もう限界。

私はとてつもなく小柄なので、通常のオフィスチェアは体に合わなくて…。
会社でも辛い思いをして合わない椅子に座っています。
が、最近は子供用の良い椅子がたくさん出ているのですよね♪

楽天でお買い物マラソンやっていたので、こんなのを買ってみました。
座面の奥行きが浅いのと、足置きリングがついているのがポイントです。
これで、机の高さに合うように椅子を高くしても、足がブラブラしないはず…。

届くのはきっとGW明けなので、もうしばらくは丸イスで我慢です。


ついでに踏み台も購入。
本棚の上の段とか、届かないときは今まで丸イスに登ってたのだけど、丸イスくんも年季が入ってきてるので…(ΦωΦ)
常にその辺に転がしておきたいので、超コンパクトサイズのものを。
頑丈そう♪でも足が大きい人は乗れないと思う。


きっとこれでお家作業が捗るはず…。
届くのが楽しみです。

こうやってきっちりおウチに引き篭もっていますので、どうかコロナが1日も早く収束しますように。
皆まさもどうぞお気をつけてお過ごしください。


サミュエル・ピープスの日記

Essay
02 /07 2021
2021年ももう2ヶ月目に入ってしまいましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
私の住む大阪は、1月14日に緊急事態宣言が発令され、当初の期限の2月7日が延長されて現在に至っています。
会いたい人に自由に会えない日々が続き、さすがにだんだん悲しくなってきました…。

そんなコロナ禍の中で、なかなかコンサートを開催するわけにもいかないので、昨年からいろいろ勉強したり、読めていなかった本を読んだりしているわけですが、今読んでいるのが「サミュエル・ピープスの日記」 (国文社)という本。
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今は1巻目の1660年を読んでいますが、1669年の第10巻まであります。

リコーダーをやっていると、このくらいの時期の音楽に出会いますよね。
ゴットフリート・フィンガーやソロモン・エクルズなど「ディヴィジョン・フルート」でおなじみの作曲家たちもこの時代。

私は歴史オンチなのでネットでこの時代についてあれこれ調べてみるのですが、そうすると必ず、この「サミュエル・ピープス/Samuel Pepys」なる人物に行き当たるのです。
詳細な(赤裸々な?)日記を長きに渡って残したということで、当時のイギリスの情勢を知る上では貴重な資料となっているのですね。
人に読まれないよう、わざわざ速記に基づく暗号を使って書いたというのに、後に解読されて日本語の翻訳本まで出るとは、ピープス氏も驚いていることでしょう…。お気の毒さまです。

第1巻の日本語訳が出たのが1987年。かなり前ですね。
現在は在庫切れの再販未定状態とのことなので、図書館で借りてきました。

第1巻の1660年という年はイギリスにとっては激動の時代だったようで、まだ半分も読んでいないのにピープスさんは目まぐるしく動き回っています。

日記が始まった頃、ピープス氏は27歳。
日記が始まる1月には使いっぱしりのような仕事しかしていなかったピープス氏。
日記の内容も、最初の方はお金のやりくりと、誰とどこで飲んだとか(しょっちゅう飲んでいるし、仕事の合間にも飲んでいる)、誰とどこで何を食べたとか(肉料理がほとんど)、来客とか音楽についての記述多め。
食事は父の家とか、わりと人の家で食べている。なんで?そして、しょっちゅうトランプしてたんですね…。

音楽については、ちょくちょくリュートやヴィオールを弾いたり、リコーダーの練習をしていますね。そして、バニスターを家に迎えるとか、プレイフォードの店で楽譜を買ったとか、ロックとパーセル(ヘンリー・パーセルの父か叔父?)が音楽の先生だとか、そんなことが書かれていて面白いです。いいなぁ、私もそこに居たい(笑)。

3月頃から動きが慌ただしくなって、3月下旬にはお仕えする殿様(エドワード・モンタギュ)とオランダ行きの船に乗っています。
このあたりからが、ピープス氏の後の出世につながる大事な出来事となってくるのでしょう。

一緒に「官僚ピープス氏の生活と意見」(岡 照雄 2013 みすず書房)を、日記の解説代わりに読んでいます。
ピープス氏の日記、まだまだ先は長いので、図書館のお世話になりながらぽつぽつ読み進めていきます。

2020年もありがとうございました♪

Essay
12 /31 2020
まもなく2020年も終わりですね。
ちょうど年越しそばを食べ終え、新しい年が来るのを待っているところです。



今年は本当に大変な一年でしたね。
思いもよらぬコロナ禍で、当初の予定とは全く違った一年となりました。
あまりいろんな方にもお会いできませんでしたが、ぜひ皆さま、来年には笑顔で元気でお会いしましょうね。
皆さまに感謝を込めて、2020年も大変お世話になりありがとうございました。

どうぞ皆さま、良き新年をお迎えください。

NAGAI Mai|長井 舞

大阪のリコーダー奏者。
または猫とコーヒーが大好きな
小型プログラマ。
黒猫チュナさんと暮らしている。

HP 「mai+Recorder」:
  https://mainagai.com

twitter: cocomaca